最近、本を読んでいたらブレインストーミングなる言葉を目にした。
なんでも奇抜なアイデアから出発すると「なじみのないもの」をポンと投げなれた状態になり「枠」が消えて思考はあわてて別の答えを探し出すといったようなことが書かれていた。
そして「突然、変なことを言い出す」もれっきとした発想法の一つとも書かれていた。
ということでぼくもブレインストーミングなるものを実行してみよう‼と思ったのだが、まわりにメイドインアビスについて語りあう勇者もいないので人形でもおいて話かけようかと思ったが家には人形なるものはないのだ。
仕方がないのでマアアが持っていたおなかがグルグルのお人形の描写をみながらついでに考察してみたいと思う。
マアアが涙を流しながら黒いスライムから取り返そうとしたグルグルのお人形をあれほど必死になって取り返そうとしたのはなぜだろうか?
マアアの世界をとれるパンチのラッシュも効かず無念!
それはこの描写を見る限りグルグルのお人形はマアアとって大切なものなのはわかるがなぜ大切なのか?僕が思いついたのは2つ
グルグルのお人形はイリムのものでボンドルドがミーティを六層に連れてきたときに一緒にメイニャも連れて来られた。そしてイリムはメイニャでありなぜだかわからないがグルグルのお人形をもっていた。
もしくは五層の段階で何かマアアはイリムとメイニャには接点があってグルグルのお人形を手に入れ大事に隠し持っていた。
もう一つはマアア自身がボンドルドに連れてこられた孤児であり、昇降機に落とされたときにいまの姿となり、ボンドルドにミーティとメイニャと一緒に連れてこられた。
だから成れ果て村の言葉をしゃべれないし成れ果て食堂のワチさんにマアアがなんと言っているのかリコが聞いても「知らねよ~」という返答が返ってきたのではないだろうか。
マアアは成れ果て村の住民ではない別種の成れ果てではないかという疑問がぼくには浮かんできた。
もう少し深堀してみるとちょうど黒いスライムにマアアがグルグルのお人形をとられてまああああと叫んだ時にナナチが震えてそれを見たレグがナナチのことを心配して大丈夫かと言うとナナチはすごくプルプル震えて「なんでもねえ」と答えている。
これは何か意味ありげな描写であり伏線のひとつということはないだろうか。
そしてもう一つぼくが疑問に思ったのはナナチがマアアに対して言及するシーンが六巻の中には一つもないこともっと言えばレグもそうだけど
マアアの泣き声を聞いたときにナナチが目をつぶって震えだしたのは何かあのグルグルのお人形がぐちゃぐちゃにされるのとマアアの叫びに大して何かをナナチは知っていた。
あるいはなにか以前に経験した状況と似ており耐えられず目をつぶって震えだしてしまったということだろうか。
ナナチはレグに火葬砲でミーティを葬り去ることをたのんだときにミーティの周りにナナチはお人形をたくさん置いたがグルグルのお人形はこの中にはないようだ。
あのたくさんお人形と、あとミーティに読んであげてた絵本、オースの街から前線基地に連れてこられたときの部屋の中にあったものを持ってきたのか、それとも短窟家から手に入れのか自分でつくったのかはわからないがあのたくさんお人形自体がこれからのストーリーの伏線の補助として使われているものでないだろうかと思った。
現実的な視点で考えてみるとああいう人形というのは男は持たないし、あれぐらいの人形を持ち歩くというのは常識的に考えると小さな女の子となるのが一般的な考えではないだろうか。
グルグルのお人形がこの後、キャラ達をつなぐストーリの鍵のひとつではないかと思っている。
この記事にも書いたのだがメイニャにパンチを入れているときにマアアのまああの語尾に「?」がついている。
何回も言ってしまうがこれはケツの中に何かがあって出てくる。もしくはボンドルドがメイナストイリム「変化の子」と言っていたのでマアアの頭の中ではメイニャは変化するのが当たり前だったのに変化しなかったので「まああ?」となったのではないだろうかと僕は思っている。