現在、キングダムでは王翦軍と楊端和の軍の兵糧があと三日で尽きそうという局面をむかえているがこのことについて考察してみたいと思う。
王翦軍の兵糧が残り五日、楊端和の軍の兵糧が残り三日で尽きることになるということであるが、楊端和が橑陽城の犬戎族と舜水樹を撃破して城にある兵糧を手に入れて秦軍が有利な展開になっていくのではないかとぼくは思っている。
ただ、楊端和の力技だけで橑陽城を攻め落とすのかと言うとぼくは疑問が湧いてくる。
李牧王翦の知力の戦いをテーマに前面に出した戦なのだからやはり戦略を使った城攻めをするのではないだろうか。
そうでないとぼく個人的な意見だけども面白くない、まるで格闘マンガでも読まされているように感じてしまう。
僕の妄想ではあるが鄴にいる桓騎が楊端和に加勢して一気に橑陽城を攻め落とすのではないだろうか。
そもそも兵糧が鄴より早く切れることを知っていながら昌平君や李斯が言うように「鄴包囲の一報を聞いた時 大いにそこに引っかかった」「王翦がそれほどの博打に出る男だったか」王翦が博打を打つことないだろうとぼくも思う。
仮にそういう展開だとしてマンガ的な面白さの面でどうなの?と思ってしまう。
「あの城は攻め落とせる」と王翦が言っていた鄴を桓騎が6万の兵で包囲しているがあれは城を落とすためというより王翦の背後をとらせないための布陣になってしまったように思えるが
どうせ、敵は城で籠城してるなら桓騎は6万の兵であるいはを半分くらい兵を鄴に残して鄴にいる超軍に気づかれぬように夜襲か明け方をねらって楊端和と一緒に橑陽城を攻め落としたほうがが良いのではないだろうか。
鄴が籠城しているのは兵力が少なく桓騎軍6万の兵に城から討って出ても勝てないからだと思うのだが
ならその桓騎軍の半分の兵力で鄴を包囲して仮に鄴にいる超軍が城から討って出てきても十二分に好戦できると思う。
その間に桓騎が橑陽城に向かい敵を数で圧倒して城を攻め落とし兵糧を手に入れ引き続き桓騎軍は鄴を包囲して楊端和は王翦軍に加勢に行けば李牧率いる超軍は苦戦することになり、鄴も兵糧が尽き城も落として一石二鳥になるのではないだろうか。
知力の王翦とトリッキーな桓騎な二人なのだからぜひ面白い戦術を披露して「なるほど!そうきたか」と思わせてほしいものだ。
王翦が兵を楊端和を送り込むことも想像してみたが朱海平原から三百里(120キロ?)離れていて、しかも李牧と対峙しながら後方に兵を送り込むのは無理があるだろう。
楊端和の力技と壁軍の活躍で橑陽城を落とすという展開となるのなら王翦の知力がすごいというイメージが薄まり、李斯の言葉の「王翦がそれほどの博打に出る男だったか」とは裏腹に危うい勝負に出たということになるのではないだろうか。
楊端和の力任せの戦いのどこに知力の戦いが感じられるというのだろうか?
個々の戦いだとしても、そこには大将王翦の戦略が感じられなければいけないと思う。
王翦は「負ける戦をしない」が売りキャラなのだから、ある意味運任せとも思える楊端和と壁任せの戦いで攻め落とす展開なのだろうか?楊端和と壁で必ず勝てる根拠でもあって任せているのだろうか。
壁が何からしらの活躍するのだろうが何だろうか?
舜水樹が兵糧を焼くために使った洞窟を今度は壁が利用して物語の初めの秦国の城の地下から信と城内に侵入するシーンのように城内に侵入して大活躍するとかだろうか。
なんにしても兵糧問題の鍵は橑陽城にいる犬戎族と舜水樹を撃破して城にある兵糧を手に入れること間違いないだろうとぼくは思っている。