メイドインアビス7巻が発売されて表紙を見て思ったことを書いてみる。
7巻の最後のファプタの言葉「一緒に奴らを・・・根絶やしにするそす」
この「奴ら」の部分、僕は以前から気になっているのだけど、話の流れからすると「ワズキャンとベラフのことなのかな」と思ってしまうがはたしてどうなのだろうか?
マジカジャ 曰く「どこにでも行けて決して滅びない」 価値の化身の存在でレグが「動けん」というほど力?がある存在のファプタに対して
三賢のワズキャン、ベラフ、ジェロイモーがファプタのいう「奴ら」の対象としては正直、役不足と言うか弱いんじゃないのか
腕もぎとるほどの相手かと思ってしまったのが正直な感想だ。
それはオオガスミに負けてしまったジェロイモーなどを見ているからかもしれないが、業物の本来の力が発揮されたとして、今更ものすごく強くなられてファプタとレグ相手に「業物ブンブン振り回して交戦されてもなんだかなぁ」と思ってしまう。
それで7巻の表紙を見て思ったことなのだけどもこの7巻の表紙
これを、僕の視点で見ると踊ってるリコとマアアさんを ナナチとミーティと成れ果て村の住民達が 囲って楽しそうに音頭を取っているような感じに見えるのだけど(メポポホンさんだけは寝てる?メポポホンさんってとりあえず10回言ってみて)
コミックの中に入ってたチラシ、メポポホンさんは写っていない(上の左側のキャラ)
この表紙でわかったことは、マアアさんの体の色がピンク色、ヴエコ の髪の毛は赤のメッシュが入ったような髪をしていること、アップェェンさんの左横に一つ目の妖怪のような成れ果てがいることなど色々あるけども
僕が気になったのはべラフがタンバリンを持っていることだ。
タンバリンを持っているということは、好意的にリコ達を見ているからこそだと思うのだけど(思い込み)
この作画から見て、ファプタと共にレグと根絶やしにする「奴ら」という存在に三賢と成れ果て村の住民達はなってしまうのだろうか?とぼくは疑問を感じた。
ファプタがレグを連れ去るため村に近づいたときも、村の成れ果て達に好戦的な態度は取らず逆に「めがおおいのすかんそす」と場所を変えているし、成れ果て達もファプタを見たがって集まっていたけど
ファプタのいう「奴ら」 が三賢を指しているとして、ファプタの「奴ら」に成れ果て村の住民達は対象として含まれていないということなのだろうか。
ここでもう一度ヴエコの回想を振り返ってみる。
何か生き物のようなものをヴエコが見下ろしていて誰かが食べられているような感じで足が写っている。
そして何かから飛び出てきたようなファプタと思われる描写
そしてヴエコの「欲にくらんでヒト以上のものになりたくて」
ここでも「ヒト以上のもの」が住む黄金都市と言っている。
僕のただの妄想なのだけど、決死隊「ガンジャ」達は 「使うあてのない黄金でできた存在」を発見して、黄金を前に欲に目がくらんで自分たちもその「ヒト以上の存在になろう」としたが「黄金で出来たヒト食いの罠」で隊員の大半は食べられちゃた。ふへえ
あのヴエコが見下ろしている生き物が「黄金で出来た虚ろな人食い」なのか、それとも別種で、追い詰められた 決死隊「ガンジャ」の隊員が身を守るため、成れ果て村を作るために必要だった生物だったのか何なのか分からないのだけども
ファプタの「いっしょに奴らを根絶やしにするそす」とは「黄金で出来た虚ろなヒト食い」達なのかと僕は思ったのだがどうだろうか。
それともやはり「奴ら」とは三賢のことなのか
ワズキャンとベラフは「黄金で出来た存在」にはなれなかったけど、ヒト以上のモノにはなれた。あるいはならざる負えないほど黄金の虚ろな人食いに追い詰められたのだろうか。
ヴエコはそれすらなれずヒトのまま囚われ変化しなかったのか。
未だ出てきていないが六層にはライザの封書の中に出てくるダイオウカブリやサカワタリなどいる。
あと、4層のライザの墓のキーとなるであろうクオンガタリなども6層には生息しているけど
「奴ら」・・・? クオンガタリなどはたくさんいるから、それっぽく聞こえなくはないけど、あれ虫みたいなものだからね。
いずれにしても6層にはトコシエコウの群生地みたいな所があってそこにいっぱいクオンガタリがいるのは間違いないとは思う。
ライザはこれらをスルーして七層までいったのか?それとも時間軸が違っているのか?
成れ果て村にライザの封書の一部があったということはライザは一度成れ果て村に立ち寄ったということなのか
成れ果て村編はまだまだ謎が深い
そして、まだ神秘卿スラージュと先導卿ワクナが出てきていないがこれだけなんか色々と凄そうな六層でいつ現れるのだろうか。
偉大な白笛の三人は成れ果て村をスルーしたのか。
いずれにしても更新は遅くてよいから「一緒に奴ら(読者)を・・・根絶やしにするそす」くらいの面白いストーリー展開をぼくは期待している。ふへえ