三国志の戦の中でもっとも有名な戦いと言えば赤壁の戦いではないだろうか。
赤壁の戦いに至るまでの孔明と周瑜のやり取りに焦点を当てて振り返ってみたい横山光輝の三国志でだ。
呉の周瑜を始めて見たのは中学生だったのだがその時の第1印象はいまでも変わらない描かれる周瑜は冠が特徴的でカッコいい
周瑜の字は公瑾
呉の前君主孫策と同い年で絶世の美女と言われていた姉妹の姉の方を孫策が妃とし、周瑜が妹を妻とした。
曹操からの最後の通告書がきて迎え撃って「戦をするか」「降伏するか」に家臣達の意見が分かれていた。
孫権は頭を悩まして孔明の意見を聞くも孫権を感情高く強情な人物と見抜いていた孔明は孫権には勝ち目がないとお考えなら降伏すべき、そんなにひどい仕打ちはしないでしょうと助言
孫権 むむむ
「劉備玄徳殿はなぜ降伏せぬ」と孔明に聞くと
(・∀・)わが君は帝室の一門 曹操ごとき下僕に降伏すすめたら私の首がはねられてしまいます。
孫権は劉備には降伏をススメず自分には降伏をススメたことに激怒
孔明の手の平で踊り出す孫権
魯粛(ろしょく)が人を下げずむにもほどがあろうと孔明に言うと
(。-_-。)孫権殿も度量が狭いな
兵力と降伏するかを聞いてきただけで戦いに勝ってるかは聞いてこなかった。
勝ってる方法を問われば答えてたよ
曹操の百万の大軍などわたしからすればアリの群れにひとしいと答える。
百万の大軍などアリの群れ、勝ってる方法教えます。
なんと魅力的なキャチコピーだろうか 国家の一大事に対して現在、悩んでいること、知りたいことをピンポイントで攻めてくる孔明、思わず財布からお金を出してしまいそうだ。
曹軍100万に対して10万での戦い方を助言
孫権はすぐに飛びつき一度は開戦を決意するも重臣に囲まれて説得され、またも悩む孫権を母上の周瑜に相談しなさいの一言に周瑜に手紙を出す
水軍提督周瑜
孫権からの手紙を受け取った周瑜の周りにも開戦を望む魯粛、降伏を望む重臣達で論争が起きていた。
重臣達には降伏することを考えていると伝える周瑜、降伏派には孔明の兄諸葛瑾もいた。
重臣達からすればせっかく安定した地位についているのに曹操に負ければすべてを失うそんなことになるくらいなら降伏していままでの生活を維持したいは普通の感情だ。
現代に例えるなら、ライバル会社の圧倒的な売り上げに対して社長が攻めにでるぞ❗️
「我が社の命運がかかっているコケたら給料払えなくなるかもしれないどころか倒産するかもしれないけど、従業員のみなさんいいよね。失業保険もあるしローンとかはなんとか自分でがんばって以上だ」といったところだろうか
魯粛は「降伏を申し出るものは自分の身がかわいいのです」と孫権にいう
そりゃそうだ
降伏か、開戦か、激論が夜中まで続く中、魯粛が孔明を連れて周瑜の元を訪れる。
魯粛がお気持ちは決まりましたか開戦ですかと周瑜に聞くと
いや
魯粛 えっでは降伏を
周瑜 国をたもつためには最善の策だと思う
と返答して魯粛びっくり
孔明は魯粛は時勢にうといと笑い曹操の強大さ、降伏すれば戦火もまぬがれ妻子も安心うまく立ち回れは出世もできるかもしれないと言い、周瑜もそうだと孔明の意見に賛成のそぶりを見せる。
魯粛が「ならばわが君はどうなる」と言ったあとに策士、孔明の本領発揮
(・∀・)戦わずして降伏せずに曹軍引き上げさせる策が一つあります。
一艘の小船と2人の人間を曹操に送り物したら喜んで帰るでございましょう
周瑜が2人の人間とはと聞くと
孫策と周瑜の妻2人を曹操がどうしても手に入れたいと絶世の美女だからと
周瑜が顔色を変えて確かな根拠あるのか証拠を見せいというと
孔明は曹操の三男曹植(跡継ぎ問題で曹丕に斬首されそうになる)の詩を歌って聞かせる。長い歌なので最期の詩だけ
百鳥のさえずりを聴く
やめい と周瑜いきなり激怒、曹操の無礼は許せんやつの野望はたたきつぶしてやる
180度意見を変えた周瑜を孔明がどうされましたと説得側にいつの間にか立ち回る
周瑜がその2人の女性が問題と言ったあとの孔明と魯粛の顔
えっとうそぶく白々しい孔明
魯粛はさきほどは降伏を•••
周瑜 あれは本心ではない
孔明 それでは戦うおつもりで
呉の水軍がある負けはせぬと言って
なんだろう茶番というかコントにぼくは見えてしまったw
何千年経とうが男の本質は変わらない要するに自分の嫁さんをパコパコされるのは許せんのだ。
自分の嫁さんや娘が絶世の美女ならなおさらだ。自分の掲げた旗を取られ汚されてしまった気分になる。
汚すほうはとても愉悦感に浸れるだろうが
周瑜はこのあと国王に降伏を伝えてくれると思っていた重臣達もびっくりの手のひら返しで孫権を説得してしまう。
周瑜って孔明に遊ばれてるよね❗️ 知力高いのに
まあいろいろあって周瑜の孔明を暗殺すことを決意したようだ。