平日に仕事があるのにどうやって労基にいくのか
ぼくは自分でやってる仕事と
派遣に該当すると思うけど会社に雇われて仕事をしてる
昼の仕事は8時間労働なのだが平均で労働時間は5時間くらいで3時間くらい早くおわる。
早く終わっても1日分貰えるので辞めずに続けている。
自分の地域の労基に相談しに行ったあと早く相談に行きいのだけどいつ行けるのだろうか?と考えていた。
2日後にチャンスがきた!
仕事が14:00に終わりすぐに電車に乗り1時30分くらいかかる横浜市の4つあるのなかの一つの労基のある駅に着いた。
中に入り申告に来ましたと伝えると職員さんに労災ですか❓と
聞かれたので未払い賃金の件で申告に来ましたと言うと奥のほうですと案内された。
未払いの件で申告に来ましたと伝え席につくと職員が対応してくれた。
自分が住む地域の労基の監督官にあなたの件は複雑だから理解するのが最初は手こずると思うよ言われたので
相談員の方だったのだが丁寧に説明した。
1 時給1200円に深夜割増25%がついてまず時給1500円で2時間労働で3000円
2 時給1200円を時給1000円に書き換えて架空交通費を400円支給していることにして合計2400円にしているので22時からの時給1000円から深夜割増25%にすると時給は1250円になり2時間あたり500円不足しているので2900円になる。
深夜労働の割増賃金分が最低時給も下回ってますと二つのパターンを説明
自分の住んでいる管轄の労基の監督官はこの実際は支給されてない400円の交通費の理解が抜けていたのでこんがらがっていた。
そこを丁寧に話しをしたら相談員の方は理解され紙に計算式を書いてくれて説明してくれた。
そのあと事の経緯などを話しをしてなんだかんだと話しをして2時間くらいかかり
ようやく申告書をもらいここに記入して他に申告する人も書いて持って来てほしいと言われた。
こちらは電車賃で1600円以上かかるし時間もかかると伝えると奥の席にいた職員さんが
管轄の労基でも申告はできますよ そちらで相談されて申告してこちらに郵送で送ってもらって受理できますから
必ず働いてた場所の労基でなければ行けないのなら転勤とかしたとき申告できなくなりますからね。
ぼくが最初に相談しに行った労基の監督官はいっさい他の管轄の労基の問題も
管轄外の労基で相談に乗り申告書を受けとれるなど教えてくれなかった。
それはそうだろうなぁ〜と思った。
タダでさえ監督官の人で不足なのに他県の管轄でもない労働問題など抱えたくはないだろう
もっとも管轄の地域の労基も本社や営業所のないだけで
遠い地域の相談をできるだけ受けたくはなく
お近くの労基でと言いたいのだろうその証拠に
その働いてる場所には事務所なり詰め所なり集まるところはないの❓と聞かれた。
集まるところは駐車場ですと答えた。
じつは営業所があるんだけど認識不足なんじゃないかと探りの質問だ。
ぼくも地域の管轄にまた行きたくなどないのであーだこーだと話しをして相談員の方も
一度、相談に行かれてこちらに行くように言われたようですと後押ししてくれたように感じた。
奥の席に座っていた職員さんもシブシブな様子で本当は窓口に来てもらって申告してもらいたのだけど遠方なら仕方ないといった感じで
では申告書を書いて送ってくださいと言われた。
そのときぼくは気づいたこの人監督官だなと
書類を3人分もらい労基を後にするときに思った。郵送ではなくもう一度来なければいけないない
労働基準監督官とのバトル‼
それから2日後、仕事があらかじめ早く終わるのがわかっていたので
ミッキーに労基に一緒に行ったほうがいいと伝え3時に駅で待ち合わせをしてその足で労基に
労基に入り窓口にいくと相談にのってくれた相談員さんは電話対応中だった。
おととい相談して申告書をもって来ましたと伝えるが監督官らしき人がおととい❓
そのとき女性職員さんがぼくのことを覚えていって夕方来られてましたよねと言ってくれた。
そして監督官らしき人が立ち上がりこちらに来て席に座った。
ぼくは心の中でやはり監督官だったか気合い入れて話さなければ是正勧告してくれないと大一番だなと思った。
監督官と話しをする前に相談員さんの電話が終わり大まかな話しの流れを伝えてもらい会話が始まった。
こちらが一から説明してひとおり聞き終わると
監督官がまず深夜割増賃金については
2年間働いるので深夜割増賃金は時給に含まれていると理解して承諾していると考えるのが普通で請求はできない
労働組合の人やこの前の相談員さんの見解をキッパリ否定 ネットに書かれているものと印象は同じで深夜労働割増賃金を含むと記載していなければ請求できるはかなりグレーでやはり請求は無理だったかと
口調からくる言葉の強さでこれは手強いと思った。
つぎに本当は支払っていない交通費を支給したことにして時給を下げて合計だけ帳尻合わせたことについては
深夜労働の最低時給を下回っており25%割増になるので1日2時間につき500円請求これはできると言われた。
文章では簡単に書いているがやり取りはかなりヒートアップした。
例だけあげると
給料明細書の合計だけ合ってれば他の支給項目は適当でもよいのか!
もう一つはミッキーは昼も同じ会社で働いているので有給休暇がとれるのに社長に有給自体の存在を否定された。
有給なんてものはうちにはないと言われたことについては監督官は
有給休暇は世間に広く伝わっている承知の事実で有給などないと否定されてとれなかったとしても請求をしなければやめたあとからはとれない
権利に眠る者は保護に値せずと言う言葉がありますがウソをつかれても請求をしてもらわないと有給を取るのは無理と言われた。
ミッキーがじゃあないってウソを言われたらどうすればいいのよ!と納得いかない様子
ぼくは有給は2時間しか働いてないので請求する気もなくどうでもよかったのだが
それまでの会話の流れでかなりヒートアップしていたので監督官に
では、経営者側からの視点で有給みれば有給休暇は法律で認められてるけど、とりあえず有給休暇を存在否定して辞めさせても問題はないということになりませんか?
経営者側を守っているわけではないが労基は労働者だけの味方ではない
国に税金をたくさん納めるのは個人より会社のほうが多いのだから
そのあと監督官が何を言ったのか覚えていないのだが流れが変わってきたと感じた。
続けて
労働基準監督署には最初から期待などしてない裁判のときの資料の一つとして物証も残っているのでこちらに有利に動いてもらえるかなと思って申告にきたと
そのあとは裁判、裁判と何回も言っていたのだろうw
監督はそういう風に言われちゃうとね〜と困っていた。クレーマーだなw
ようやく監督官も申告を受理し申告書に請求金額を書かなければ請求できないから書いてと言われたのだが
2年分あるのでこちらも明細書をすべてもっていたわけではないのでわからず
監督もおおまかに書いてあとから正確なものは会社が計算したらわかるからという対応になった。
このとき終業のチャイムはすでになっており受け付け時間はとおに超えており18:00を過ぎていた。
監督官も受付17:15までだからねと苦笑いしていた。
ダンダリンに出てくる所長が「残業はいかんよ公務員たる者、常に民間のお手本にならなければいけないよ」という言葉を思い出した。
申告は月曜日に会議をしてからなのですぐには対応できませんが会社に行ったときにそちらに電話します。
帰る間際に監督官から遠方からわざわざご苦労様でしたと言われた。
お礼を言って労基をあとにした。
是正勧告砲の威力炸裂‼
それから二週間がたった。 夕方仕事が終わり公園のトイレにいって出てきたときに電話がなった。
045と表示され横浜の市外局番だ‼︎ キター
電話に出ると監督の人で会社に行って来ました。節税のためなど最低時給から25%などいってきたがそれはあくまで
会社の都合であって支払われいない未払い賃金を計算して支払いなさいと是正勧告して来ました払うかどうかはわからないが
来月の10日までにそちらに電話がなければこちらに連絡くださいと言われた。
ぼくはそれだけやっていただけ充分です本当にありがとうございましたお礼を伝えた。
タダでここまで動いてくれたのだ感謝
3日後に社長から電話がありファミレスで会うことに
態度は以前とガラリと変わって
こちらの勉強不足で大変申し訳ありませんでした。
これには感心した。普通は簡単には頭を下げれないものだが自分の会社を守るためぼくを様と呼び会社の人事面をみてくれませんかとまで言ってきたが断った。
タヌキだ‼︎
社長には今回は敵に回ったのだから仕方ないですね 働いてる人達と接して中の人間関係をもっとよく見たほうがいいですよと伝え
お互いのいい分を話し合いぼくの場合だけ話すと解雇予告手当と未払い賃金で20万ちょい支払ってもらえた。
未払い賃金は最大で2年分で3カ月だけお支払いしますという会社もあるようで2年間まるまる支払ってもらえよかったよかったと思った。
今回の件で他にも声を掛けたがなんだかんだと仲間に加わるのを断ってきた。もっとも動向だけ見守って優勢になれば乗っかろうとする者もいるだろうと一切の情報を遮断した。
会社にヤレたらヤラれぱなしの人のほうが圧倒的多数でわざわざ労働基準監督署や裁判まで起こす人は少数派だと思う本業ならなおさら