ギンギンギラギラ 夕日がしずむ
子供達の前で涙を流しながら歌い辞めて行った、学校の教頭先生をしていた三宮損得というキャラがいる。
二宮尊徳の名前を意識したような名前だが二宮尊徳とは間逆のタイプ、なぜ教頭という職を辞めざるおえなかったのか⁉
三宮損得は市立鈍才小学校の教頭をやっていたのだが先物の業者の破目に出会ってしまったからこれしかない!
この破目まずありえないのは、日曜日に家に電話をしてきて
電話で注文したから「証拠金50万を入れてください」と学校の職員室の教頭と机に対面で座っているところだ!
ありえないぃぃぃー
そして、損得が誰が取引するいうたんやと言うと「けっこうですねー」と納得してくれはったんやないですか、テープに録音して買い注文も出しているとうまいw
いやぁ〜日本語って本当に難しいですね⁉️
だいたい学校に押しかけてきて契約書も交わしてない事態がすごいのだけど昔はここまででなくとも先物業者は悪質だったのだろう
すたもんだしながら破目がカバンから出したのが帝国金融のテッシュ
その足で帝国金融に破目と行き50万借金してNTT株二枚を担保に差し出す。
学校の教頭をしていって公務員でなおかつ借り入れゼロなら担保なんてとらないと思うがこれはマンガだ。
この三宮損得は婿養子で奥さんは京大での区の教育長をしており家は豪邸、損得の年収1000万だ。
そんな職業も収入も安定している損得は女房の鬼ババ、三宮芽子に財布の紐を握られ小遣いもままならない中
破目が電話で75000円一日で儲けましたと電話して来て、欲をだしてしまい結局売らずに12万の儲けを出し破目の撒き餌にハマりそこからはアリ地獄
破目には日本語の都合いい解釈、付け足しでさらに先物を買わされる
電話を切るときに「わかったええから切るで」が「わかった買ってもええから」いわれたやないですかと言葉を変えられてしまう。
いやいや 本当に日本語は難しいですね⁉️
そして帝国にさらに借金する。 途中で嫁に株券と借金がバレてボコボコ
600万先物にいれて追い証が発生して修学旅行の費用200万にも手を付けてしまう
さらに借金は膨らみ先物業者に解約を申し込むも4000万投資して残金が31万
灰原に余分に借りていた500万をニャンニャン女に寝てる間に盗まれ、家から持ち出した500万の価値の宝石を質屋に価値がわからない損得は足元をみられ20万と言われ売ってしまうありさま
結局は学校に積み立て金がバレて学校を辞めて退職金を払うことになってしまう。
現実の社会でも公務員は金融業者に狙われやすい
金融業者からすれば公務員が一番客としておいしいのは当たり前、なかなか辞めないし安定してるから取りぱぐれもない
ぼくは主観ではあるが公務員ほど職業からくる反動が大きいと思っているので羽目を外しはじめたらすごいだろうと思っている。
真面目な人間ほどダークサイドに堕ちたときはすごいダースベイダーになってしまうのではないか!
借金もホイホイ貸してもらえるから住宅ローン、カーローンこれは持ってるね‼︎
普段真面目ですから三宮損得みたいに破目に嵌めらたらどんどんハマる可能性が高い
仕事での人間関係の脆さを読んで再認識させられた
学校をやめるときいままでの職員達は損得を無視 歌を歌っているときも嫌悪感丸出し
まぁ先物で借金を作り修学旅行のお金まで使い込んだらこういう対応をされて当たり前だろう
対象的に子供達は泣いている。
三宮損得の病気で辞めるを信じて「もう治らん病気なんか」と泣いて最後はギンギンギラギラ夕日がしずむと歌い損得を見送る。
職場での同僚など9割以上が辞めてしまえばそれまでの縁、どれだけ会話してどれだけ協力して仕事をして、ときには飲みに言って語りあっても仕事での縁が切れれば電話もしないししてもでないのがほとんどだと思う。
仕事の切れ目が縁の切れ目だ。
子供達は純粋なので損得はドッジボールをしてくれる教頭先生としか写らない
大人の冷たさと子供達の暖かさ対象的な対応をうまく表現している。
そのあと損得はボロアパートに引っ越しする。
夜、帝国金融のメンバーが乗っているタクシー
灰原が外でガードマンをしている損得を発見して声を掛けようとするも社長に
「もう幕は下りたんや おまえはまだドラマを展開させたいんか」と止められ過ぎ去っていく
この惨めな感じ形は違えど人生でだれでも経験したことがあるのではないだろうか❓
ぼくはガードマン姿で棒を振る損得の一コマをみてすごく共感した。
出会う人間で本当に不運な目に遭うものだ。破目に出会ったのが運の尽き
ぼくは先物はやったことがないがいまも株とFXはやっているしカードローンの借金もある。
明日は我が身かもしれない頑張らねばと思わせてくれた三宮損得の物語でした。
ちなみに新 ナニワの金融道で三宮損得はホームレスになってるとどこかに書いてあったのだがほんまかいなw