B'zの中でドライブの曲と言えば「Crazy Rendezvous」、「WILD ROAD」、「drive to MY WORLD 」をぼくは思い浮かべる。
WILD ROADはその名の通りワイルドなドライブの曲 drive to MY WORLD が孤独な1人で知らない世界をドライブする曲ならCrazy Rendezvousは逆に慌ただしい2人のドライブの曲だと思う。
最初の車の排気音は昔から言われているけど松本の愛車のシボレーコルベット
「何考えてるのあなた」と言われるだけではなく「誘拐だわこれは」と言われてしまう主人公
この男女関係というか状況はどうなったらこうなるのだろうか。
恋人ではあるがウソを言って車に乗せられて、いまから横浜の言葉を聞いて怒っているのかそれとも
知り合いとして家まで送ると言って車に乗ったら帰り道とは違うところをいきなり走り出し「深夜の高速に付き合えよ」と言われて激怒しているのか?
稲葉は詐欺みたいな曲と語ったみたいだが確かに一歩間違えれば本当に誘拐になってしまうドライブだ。
好きな男と、なんとも思っていない男の強引な行動との線引きは非常に難しい、見極めを間違えれば「犯罪のようだったドライブも」ようだったではなく「犯罪だったドライブも」になってしまう。
助手席で怒り狂って飛び降りようとまでしているのに構うもんかと激しすぎる一夜のランデブー
単純な気持ち→好き
能書きと冗談→なかなか言えない
ひっぱってたら横浜についてスッピンで呆れてる。どんだけ強引なんだそりゃ呆れるだろう
「嫌われないように生きてきた守ってばかりの性格」の主人公
そんな自分が嫌になったので、今夜は彼女に嫌われても車線変更するまでは強引に行こうと決めたのか
それとも車線変更も強引にするぜ‼︎今夜のランデブーという意味なのか
守ってばかりの性格でそんな自分が嫌になったなら対極の攻めの強引な車線変更ではないかと僕は思っている。
車線変更は何回もできる場面があるから「車線変更までは」になると決意があっちこっちと揺らぎそうだ。
マーヴィン・ゲイじゃなくてエアロのビッグサウンド
ゆったりとしたテンポのマーヴィン・ゲイじゃなくていまはエアロのビッグサウンドを聴きたい気分で勇気が湧くし勢い任せのいまの自分の状況にはピッタリな曲だ!といったところだろうか。
それとも「君の神経さかなでするかい」と歌っているので彼女はマーヴィン・ゲイが好きで仕方なくそれを聴いて自分を落ち着かせようとしてたのに「じゃなくてエアロだ」と主人公にCDを変えられてしまい、さらに怒ってしまったという状況なのだろうか。
犯罪のようなドライブが川を越えて戻る頃には仲良くなっているという強引な男の一夜のランデブーが成功した瞬間
「朝が来るまでは帰らせないよ」が「帰らせないよやっぱり朝が来ても」に変わっているどこまでも今夜はクレージーな主人公の曲だ。
INTHELIFEは1991年にリリースされているので26年前
Crazy Rendezvousは数え切れないほど聴いてきた。B'zの中では歌いやすい曲でこの当時の曲はそんなに高音の曲はないとぼくは思っている。
マーヴィン・ゲイのくだりは子供の頃聴いて意味がわからなかったがあの突然出てきた妖精のような声が印象的だった。